セブ島留学経由でワーホリ?それとも直接?経験者の私がおすすめをお伝えします

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英語学習の手段として、近年人気のあるフィリピンセブ島留学。英語が喋れるようになりたい人や会社の昇進のためにTOEICのスコアが必要な人など、さまざまな年代の人が、さまざまな目的を持って、セブ島留学に来ています。

中には欧米圏への留学やワーキングホリデー(以下ワーホリ)前に、一回セブ島留学を挟む、2カ国留学をする人もいます。

欧米圏への留学の前に、セブ島留学することに違和感を持つ人やどんな意味があるのか疑問を持つ人もいるかと思います。

今回はその違和感や疑問を解消するために、セブ島留学からワーホリに行く場合と、直接行く場合、どっちがおすすめか?ということについて紹介します。

はじめに

セブ島留学からワーホリに行く場合と、直接行く場合、どちらがおすすめかということは、その人の状況や、ワーホリの目的、目標によって変わってきます。ちなみに私はセブ島留学をしてから、欧米圏にワーホリしました。セブ島の語学学校には私のようなワーホリ前に、セブ島留学に来ている人も多くいました。

その実体験から、セブ島留学に行ったほうがいい人、行かなくてもいい人について紹介します。

セブ島留学からワーホリに行ったほうがいい人

セブ島留学からワーホリに行ったほうがいい人の4つのパターンを紹介します。

英語初学者、中級者

英語初心者や中級者であれば、セブ島留学を挟んでから、ワーホリすることをおすすめします。セブ島留学では、マンツーマンで、しっかりと1から英語を学ぶことができます。圧倒的な英語によるアウトプットの機会と、勉強にコミットできる環境のため、英語の基礎を固めることができます。

セブ島の語学学校は日本人スタッフが在籍していることが多く、また多くの日本人留学生がいるため、英語初心者でも安心して留学することができます。

留学前に必要な英語力は、フィリピンの入国審査で、フィリピンに来た目的と、期間、滞在先などの質問の回答を用意し、語学学校のオリエンテーション時に簡単な自己紹介ができれば問題ありません。

またTOEICテストで、600点程度のスコアを持っている英語中級者の人にもおすすめします。日本では英語でアウトプットする機会が少ないため、テストでは点を取れるものの、意外と英語でコミニュケーションをとることには、苦手意識を持っていて、喋れない人も多いかと思います。

セブ島留学ではとにかく英語でコミュニケーションをとったり、アウトプットを繰り返したりするため、英語がコミュニケーションが取れるようになります。

TOEICスコアの取得を考えている人

留学中や留学後にTOEICスコアを取ろうと考えている人は、セブ島留学がおすすめです。セブ島留学では、ライティング、スピーキング、リスニング、リーディング、文法と語彙の5つの項目をバランスよく勉強でき、しっかりとした英語の基礎が学べるため、TOEICスコアアップにも繋がります。

TOEIC対策コースでなく一般英語コースでも、リスニングやリーディングの授業の教材として、TOEICの類似問題を扱うことも多くあります。
人によっては、ワーホリ後の日本帰国前に、TOEICスコアアップのために、セブ島留学をしている人もいました。

セブ島留学では、授業の内容を自分でカスタマイズできるため、テストを受ける前に、数週間で一気に集中して試験対策するのもいいかと思います。

ワーホリで英語を使う仕事をしたい人

ワーホリをして英語でコミュニケーションをとるような仕事をしようと考えている人は、セブ島留学で、英語でコミュニケーションをとる練習をしてからワーホリに行くことをおすすめします。欧米圏で仕事に就くことは、簡単ではありません。ある程度、英語でコミュニケーションが取れないと採用されません。

考えてみれば当たり前ですが、例えばあなたが小売店の店長だったとして、日本語が喋れない人と喋れる人、どちらを雇うでしょうか?
もちろん仕事への取り組む姿勢であったり、熱意であったり、言葉以外の要素も大切ですが、そもそも英語を喋ることができなければ、土俵にも上がれません。

日本では英語が少し喋れたら、尊敬の眼差しを向けられますが、ワーホリ先の欧米圏では話せて当たり前であり、必須のスキルです。

もしせっかく海外に行ったんだし、英語を使った仕事がしたいと考えているのであれば、セブ島留学で英語でコミュニケーションをとる練習をするべきです。

コスパのいい留学をしたい人

なぜわざわざワーホリ前にセブ島留学するのか、それはコスパが素晴らしいからです。マンツーマンで英語が学べて、宿泊代も食費も込みの料金体系で、全ての費用を合わせても、1ヶ月30万円程度で留学することができます。

大人数の部屋にしたり、セールの航空券を買ったりすれば、もっと費用を抑えて、留学することも可能です。短い期間でもしっかり英語が学べますが、英語初心者であれば3ヶ月程度の留学で基礎固めをしてから、ワーホリするといいでしょう。

私の友達も3ヶ月のセブ島留学を経て、暗記した英語で自己紹介できるレベルから、英語でコミュニケーションがとれるレベルになりました。
セブ島で普通に勉強していれば、みんな英語で意思疎通ができるレベルになれます。

セブ島留学を挟まず直接行ったほうがいい人

セブ島留学を挟まず直接行ったほうがいい人の4つのパターンを紹介します。

英語上級者

帰国子女やインターナショナルスクールに通っていた人。英語が得意で意思疎通が取れる人など、英語で問題なくコミュニケーションが取れる英語上級者は、直接ワーホリに行っても特に問題はありません。

ただコミュニケーションが取れる人でも、英語系資格の取得を考えていて、文法や語彙が弱い人は、セブ島留学でみっちり勉強してもいいかもしれません。

どうしてもネイティブの環境で学びたい人

ネイティブの発音で勉強したい人や、どうしても特定の土地で勉強したい人など、ただ英語を勉強するだけでなく、その学習の手段にこだわりがある人は、直接ワーホリして勉強してもいいと思います。
例えば、どうしてもカナダのバンクーバーで勉強したいと思っているのであれば、その土地に行って、勉強したほうがモチベーションを高く維持して勉強できると思います。

また一括りに英語と言えども、各土地で表現が違ったり、単語が違ったり、アクセントが違ったりします。アメリカ英語もイギリス英語もオーストラリア英語もニュージーランド英語も、全く同じ英語ではありません。

狭い日本においても、標準語や関西弁、博多弁など、各土地で多少違いがあるため、世界で話されている英語に違いがあることも、全く不思議な話ではありません。

例えば、絶対にイギリス英語で話したいと考えているのであれば、直接イギリスに行って勉強したほうがいいかもしれません。

ワーホリ中の仕事にこだわりがない人

海外で生活できれば、それだけでいいと考えている人は、セブ島留学を挟まずに、そのままワーホリしてもいいと思います。海外でも選ばなければ、仕事はありますし、生活はできます。

ただ多少賃金が低かったり、重労働だったり、ジャパニーズレストランなどの日系の仕事だったり、単純作業のハウスキーパーであったり、英語でのコミュニケーション力が必要とされない仕事になります。

むしろ日本人は綺麗好きで、サボらずにしっかりと働いてくれる人が多いため、ハウスキーパーなどの仕事では重宝されます。実際にレジュメを持っていったら、即採用してくれる職場もあります。

ただせっかく海外に来たんだし、英語を使って働きたいと考えている英語初心者や中級者は、セブ島留学で英語の基礎力をつけてから行くことをおすすめします。

時間的な制約がある人

ワーホリは1年間、そのビザを取得した土地で自由に生活することができます。学校にも行けるし、旅行にも行ける。働くこともでき、過ごし方は自由です。
また1年間ずっといる必要はなく、数ヶ月で帰国してもいいのですが、せっかくビザを取得したからには、できるだけ長く滞在したいと思うことでしょう。

それにプラスしてセブ島留学する場合は、3ヶ月程度の時間が必要です。なぜなら英語初心者の場合は、3ヶ月程度で英語に馴れはじめ、基礎ができてくるからです。せっかくセブ島留学するのであれば、3ヶ月程度の留学期間を確保することをおすすめします。

そうなるとセブ島留学に3ヶ月と、ワーホリに1年間の合計1年3ヶ月の時間が必要になります。全く気にならなければいいのですが、長すぎると感じる場合はセブ島を挟まずにワーホリして、現地の語学学校で勉強するほうがいいと思います。

まとめ

今回はセブ島留学からワーホリに行く場合と、直接行く場合、どっちがおすすめか?ということについて紹介しました。

留学する人の英語レベルや、ワーホリの目的によって、おすすめは変わりますが、私はセブ島留学からワーホリに行って、とてもよかったと思います今までの人生で1番ストイックに英語と向き合え、英語の基礎を築くことができました。

またフィリピンという日本とは全く違った環境下で生活することは、英語以外にも学べることがたくさんありました。これからワーホリを考えている人は、ワーホリ前にセブ島留学も是非考えてみてはいかがでしょうか。

GENKI
6ヶ月間のセブ島留学経験があり、現在も在住中で5年のIDEAスタッフ。過去にセブ島では語学学校スタッフ、コールセンター業務、ツアーガイドなども経験。現地から皆さんのお役に立つセブ島情報をお届けします!
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