セブ島に留学するためには、海外旅行保険について知っておかなくてはいけません。海外で病院に行くと健康保険が使えない分、日本より高くつきます。物価の安いフィリピンでも、無保険で入院すると日本より高いです。また、2022年3月以降は海外旅行保険へ加入しておくことがコロナ禍の入国の条件にもなっています。
私は現在セブ島在住ですが、交通事故で3日間入院して、10万円以上かかりました。歯医者の治療も日本の数倍かかります。また、セブ島留学中は環境の違いで体調を崩す人もいます。海外旅行に行ってなぜか風邪をひいてしまったりするのと同じですね。
海外旅行保険があれば無料で治療を受けられ、薬も貰えるので安心です。今回の記事では海外旅行保険のメリット、選び方をご紹介します。留学だけでなく海外旅行の際にも役立つので、ぜひ参考にしてください。
セブ島留学において、海外旅行保険があれば、治療、入院費、薬代が無料(キャッシュレス)になります。海外留学保険では新型コロナウイルスも風邪と同じように病気と捉えられますので、補償の対象となります。コロナの心配ももちろんありますが、それ以前からセブ島で多い体調不良が腹痛、発熱です。1週間、1ヶ月と過ごすうちに、いつかはなってしまうかもしれません。慣れない環境で勉強をするので、風邪になってしまう方や腹痛をおこす方もいます。
日本とは違い、セブ島の水道水は飲めません。
これは誰でも知っているので、飲む人はいないと思います。ただ、飲み物に気をつけていてもお腹を壊してしまう可能性はあります。よく言われるのが飲食店の氷ですね。ブログなどでは、氷は水道水で作っているので飲まないようにと書かれていますが、よほどローカルな屋台でもない限り、ほとんどの飲食店ではそんなことはありません。レストランで出る氷はちゃんとミネラルウォーターから作られています。
私はローカルな場所で頼んだ飲み物に水道水から作られた氷が入っているのに気づいたことがあります。においや味ですぐに分かりました。耐性がついたのか、めったにお腹を壊さないのでそのまま飲んでいたのですが、コロナ禍ということもあり今はミネラルウォーターを持参するようにしています。
では、何でお腹を壊すのか。
明確な原因はよく分かりませんが、現地に慣れてきた留学生ほど外での外食にチャレンジし、屋台で売ってそうなものを食べちゃいます。もちろん生焼けの肉や鮮度の悪い食材に注意するのは当然ですが、そうでなくても外食はきれいなところ以外はおすすめしません。綺麗なレストランでも食器は水道水で洗うので、それが原因になるかもしれませんね。IDEAセブでは毎日3食ついているのでその点は安心です。
また、歯磨きやシャワーの時に水が口に入るのも気をつけた方がいいです。私は歯磨きのときミネラルウォーターを使っていました。シャワーはどうしようもありません。セブ島在住の友人(日本人)は、シャワーの時はぎゅっと口を閉じると言っていましたが、はたしてそこまで必要なのかはわかりません。
対策としては除菌シートを持ち歩き、こまめに消毒することです。コロナに感染しないためだけではなく、お腹を壊さないようにも除菌シートや消毒スプレーは常に持ち歩きましょう。
また、私の留学中に1人だけでしたが、アメーバに感染して入院した人もいました。他にも、慣れない生活の疲れからか、気候の違いのせいか、体調を崩してしまうかもしれません。もし体調不良になっても、保険があれば無料で医者にかかることができます。
セブ島の場合、ありがたいことにジャパニーズヘルプデスクと言う日本人がいる病院が使えます。セブ島で1番大きい大学病院に入っています。医療用語は英語ができる人にとっても難しいので、留学生にも安心です。
何より多くの留学生を見てきているので、経験値もあるのでその点でも頼れます。私の学校の場合は、寮のスタッフに言えば日本語が喋れる医者が寮に来てくれました。診察も薬も無料なので、半年間で何度も呼び、すぐに来てくれてとてもありがたかったです。
IDEAセブではなんと、車で5分かからない場所にセブ島で一番最新の大きな病院があり、そこにジャパニーズヘルプデスクがあります。仮に病気になってもすぐ対応してもらえますし、私が通っていた学校のように週に1度訪問診療として医者が学校に来てくれるので安心です。
また、携行品損害にも補償があります。持ち物の盗難、紛失、破損に対して保険金が貰えます。留学生はよくスマホを盗られるので、これがあれば少しは良いかもしれません。1番は盗られないことですが、とられるひとは良く盗られてしまいます。。。
私の留学中も数人がこの補償を使うことになりました。警察署に行き、盗難や紛失の証明書を貰う必要があります。帰国後に保険会社に提出すれば、保険金としていくらか貰えます。
海外旅行保険に加入する場合、重視するポイントは値段と内容です。まず値段ですが、3ヶ月で5万円、6ヶ月で10万円くらいです。補償の内容や上限額によって保険料も変わります。特に必要なのが治療費用で、1000万円から無制限までありますが、入院してもさすがにそこまでかからないので最低限で十分です。だいたいは腹痛や風邪などに使うことになります。フィリピンは発展途上国なので、数日病院で入院してもその程度であれば5万円、10万円程度です。
死亡や後遺障害についても、そこまで考えるのはという感じですね。ご結婚されている方ならわかりますが、そうでない独身の方は死亡保障が厚くても仕方ありません。それよりも重要なのは、傷害・疾病治療費用がある程度あるかどうかです。
フィリピンは発展途上国ですので、欧米のようにバカ高くはありません。イメージとしては日本の保険代とおなじぐらいです。なので、1000万円程度あればまず間違いなく足ります。携行品損害は付いていないことが多く、あっても10万円から30万円くらいです。ネットでまとめられていて簡単に比較できるので、海外旅行保険で検索してみてください。
ポイントは繰り返しますが、傷害・疾病治療費用が手厚いものです。コロナに感染した場合の対応についての情報もよく確認するようにしましょう。
先程は海外旅行保険に加入する場合でしたが、他の方法として海外旅行保険付きのクレジットカードがあります。クレジットカードに保険が付いているので、新たに加入する必要がなく便利だったのですが、2022年3月現在、フィリピンの入国へは海外旅行保険への加入が必須で、クレジットカードに付帯されている保険だけでは入国ができません。
ただ海外でのショッピングでポイント還元率がお得になるカードがあったり、海外キャッシング枠があればATMからフィリピンペソをおろすことができるなど、クレジットカードがセブ島留学で役に立つことは変わっていませんので新しくカードを作るなら、年会費、海外キャッシング、ショッピング枠に注目してみてください。また、既に持っている場合も自分のカードの条件を調べておきましょう。
ATMを操作してもお金が出てこない、調べてみたら海外ではキャッシングできないカードだったなんてこともあります。海外旅行保険が付いているかも忘れずに調べておいてくださいね。
現在海外旅行保険への加入は入国の条件となっていますので、しっかり有料で保険会社のものに加入するようにしましょう。海外旅行保険を選ぶ際は値段と内容をよく比較してみてください。保険と言うと、念の為に加入して結局使わないことも多いですが、コロナが流行る前からも環境の変化で体調を崩す人は少なくなかったので、使うことを想定した上で選ぶようにしてみてくださいね。